
部活動が学校から地域へ移ったら、子どもたちは、これまでの仲間と競技を続けられるのか。誰が教え、誰が日々の運営を担うのか。ロジケアは、この課題に、地元企業としてクラブ運営を丸ごと引き受けることで応える。
部活を続けられる場所と成長できる環境を目指して
同社は2026年9月、西宮市の地域クラブ活動「プレみや」において、「ロジケア今津女子ソフトボール部ジュニア」の運営を開始した。今津中学校で続いてきたソフトボール部の活動を引き継ぎ、同校のグラウンドを拠点に、クラブ運営全般を担う。
目指すのは、子どもたちがソフトボールを続けられる場所を残し、その活動をさらに充実させること。指導にあたるのは、訪問介護員として働きながら競技を続ける、同社実業団「ロジケア女子ソフトボール部」の選手たちだ。
現役選手から学べる機会と、会社が運営を支える体制を組み合わせ、仲間と続けられ、もっと上達できるクラブをつくっていく。
現役でプレーする実業団の選手たちが指導

同社は、ソフトボール協会や今津中学校の顧問の先生たちと打ち合わせを重ね、準備を進めてきた。初回の活動には、入部予定19人のうち18人が参加。顧問の先生方が見守るなか、実業団の選手たちが指導にあたった。
活動場所は、これまでと同じ今津中学校のグラウンド。平日は放課後の時間帯に練習し、テスト期間や受験にも配慮する。生徒が仲間と活動を続けられる環境を、会社が運営面から支える。
中学生を教える選手たちは、自らも現役でプレーしている。介護の仕事、実業団での競技、そして中学生への指導。地域で働く選手の経験を、次の世代に伝える取り組みでもある。10月に予定している新体制での初めての試合に向けて、準備を進めている。
ロジケア代表取締役の佐野武氏のコメント
以下は、代表取締役の佐野武氏のコメント。
「わたしはもういい歳のおじさんですが、中学校の思い出といえば、部活動のことしか覚えていないと言っていいほどです。それくらい、中学生にとって部活動は大きな存在なのだと思っています。
中学校に入って初めてソフトボールをする。吹奏楽部に入って初めて楽器に触れる。そこから興味を持って、本格的に学び始める人も多いでしょう。多くの子どもが通う公立中学校に、そうした入口があることには大きな意味があります。
教員の働き方改革が必要なことは、よく分かります。先生方にこれまでと同じ負担をお願いし続けるのは難しいでしょう。だからといって、子どもたちが部活動を続ける機会までなくなってしまうのは、良いことではない。それなら、地元企業であるわたしたちにやらせてほしいと思いました。
以前から、学校と地元企業の関わり方には、もどかしさを感じていました。役に立ちたいと思っても、なかなか関わりにくい。企業には人材も資金も、組織を運営してきた経験もあります。
当社には、ソフトボールを続けている選手たちもいる。その力を、地元の子どもたちのために使えないかと考えていました。
今津中学校で続いてきた部活動を、仲間と一緒に続けられる場として丸ごと引き受けたい。そのうえで、今までよりも良い活動にしたい。地域移行で部活動が縮小するのではなく、むしろパワーアップする。そこを目指しています。
『部活動を地元企業がやったら、どうなるか』。これから地域移行に取り組む学校や自治体、地域の企業が参考にできるように、運営して分かったことを伝えていきたい。今津中学校のソフトボールで、まずはそれをやってみます。」
ロジケア今津女子ソフトボール部ジュニアメンバーの対象者は、西宮市に住む女子中学生。活動時間は月・水・金曜日の16:15~18:15と、土・日曜日は試合など。なお、実際の練習時間と異なる場合がある。
月会費は3,000円で年会費は5,000円。活動の様子は、同社コーポレートサイトでも紹介している。
ロジケアが運営する「ロジケア今津女子ソフトボール部ジュニア」の活躍に注目しよう。
ロジケアコーポレートサイト:https://logicare.co.jp/
ロジケア今津女子ソフトボール部ジュニア関連ニュース:https://logicare.co.jp/news/%E4%BB%8A%E6%B4%A5%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%E9%83%A8%E3%80%81%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E7%A7%BB%E8%A1%8C%E3%80%8C%E3%83%97%E3%83%AC%E3%81%BF%E3%82%84
(佐藤 ひより)